お客様本位の業務運営(フィデュシャリー・デューティー)を実現するための取組方針

Eminence Partners合同会社(以下、「弊社」といいます。)は、金融庁が2017 年3 月30 日に確定公表した「顧客本位の業務運営に関する原則」を全て採択し、次のとおり、お客様本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)を実現するための取組方針を策定しましたので、ここに公表いたします。
本方針に係る取組状況については、毎年3月末を目処として定期的に公表いたします。また、より良い業務運営を実現するため、本方針も同時期を目処として定期的に見直し、本ウェブサイトで公表いたします。

1 お客様の最善の利益の追求

弊社は、設立メンバーの25年以上に亘る不動産投資・金融市場において蓄積した経験とノウハウを活用すべく結集し、国内外の機関投資家に良質かつ多様な投資機会を提供することをもって世界の機関投資家の運用力強化に貢献するために設立されました。

Fiduciary Dutyを徹底した商品・サービスを通じて、弊社のお客様を含む市場参加者にベスト・プラクティスを提供することを通じて、お客様の最善の利益を図ってまいります。

なお、ベスト・プラクティスを提供するためには、弊社のスローガンである”Dedication to be outstanding”(卓越するために専心する)に則り、弊社の役職員は以下の条件をみたす必要があると考えております。

1.高度の専門性、国際性と職業倫理を有していなければならない。

2.お客様に対して誠実・公正に業務を行わなければならない。

2 利益相反の適切な管理

弊社は、お客様と弊社との間の利益相反の可能性について正確に把握し、利益相反の可能性がある場合はその解消・回避のための適切な手段を講じるとともに、お客様に対し適切かつ十分なご説明を行うなど、具体的な対応方針をあらかじめ策定のうえ、利益相反を適切に管理します。

3 手数料等の明確化

弊社は、名目を問わず、お客様が負担する手数料その他の費用の詳細について、当該手数料等がどのようなサービスの対価に関するものかを含め、お客様にとって分かりやすい説明をいたします。

4 重要な情報の分かりやすい提供

弊社は、金融商品・サービスのリスクとリターン、取引条件、手数料、利益相反の可能性がある場合の具体的内容および取引への影響などの金融商品・サービスの販売・媒介・推奨・助言等に係る重要な情報について、お客様との情報の非対称性を可能な限り少なくするために、明確、誤解を招くことのない誠実な内容で、リスクの高低・情報の重要度に応じた説明を含む、お客様のリスク許容度に応じ適切かつ十分な情報提供を行います。

5 お客様にふさわしいサービスの提供

弊社は、真にお客様にご満足いただける金融商品・サービスの組成・販売のため、お客様の資産状況、取引経験、知識および取引目的・ニーズを把握し、販売対象として想定するお客様の属性を組成の段階で特定し、それに沿った販売を行います。

6 従業員に対する適切な動機づけの枠組み等

弊社は、上記1から5までに示したお客様本位の行動が促進されるような役職員研修その他の適切な動機づけの枠組みや適切な社内体制を整備してまいります。

策定日:2021年3月17日